2025.10.20

【検証#10】　1分足／ボリンジャーバンド

Peko

記事内にプロモーションを含む場合があります。

この検証シリーズでは、海外BOトレーダー達がYouTube等で紹介している手法を、英語が苦手な方でも再現しやすい様にわかりやすく解説、そして「これって実際どうなの？」「本当に使えるの？」といった気になる部分を私ぺこが体を張って検証していきます。

トレンドに乗って5本目のローソクを狙い撃ち！

今回も SAM Trading Strategiesさんのチャンネルさんをピックアップ。
数ある動画の中から再生数TOP3に入るこちらの手法を検証していきます。

5th Candle Strategyということで、和名は「ローソク5本目手法」にでもしておきます。
私はいつも検証前に記事のベースを書き上げているので（結果と総評のみ検証後）、まだこの執筆時点ではこの手法について全く理解度がない状態ですが、サムネから推測するにかなり強いトレンドが出た時にトレンドフォローしていくスタイルなので、よくありがちな「入った途端に逆行」がないといいですが・・・どうなるでしょう？？？

set indicators

チャート・インジケーター設定

チャートはローソクの1分足で、トレード時間も１分間（🕐：経過時間モード）。
表示させるインジケーターはありません。

チャート設定

ローソク：1分足
アセット：OTC以外
トレードモード(※)：🕐（経過時間）で１分

ボリンジャーバンド
Bollinger Bands

期間：9
偏差：1.5

移動平均線
MovingAverage

期間：20
※トレンド方向の見極めに使うオプションインジケーターです。動画内では使用していません。

※「ボリンジャーバンド幅」という似た名前のインジケーターがありますが、全く異なるものになりますので「ボリンジャーバンド」を選択してください。

スマホフレンドリー：スマホ版にも搭載されているインジケーターなのでスマホ取引でも再現可能です。👍

entry rules

エントリー条件

今回の手法では「トレンドが出るロンドン〜NYタイムにトレンドフォロー（トレンドと同じ方向に入る）で狙うこと」と動画内で何度も言われており、選択しているアセットもOTCチャート以外のものが映っているので、これらも条件に取り入れておきます。

・ロンドン〜NYタイム（日本時間16時ごろ〜翌2時ごろ）

・後ろにOTCと付いていない、一般チャートを選ぶ

・サポート／レジスタンスライン付近での取引は避ける

・トレンドが判りづらい人は、移動平均線（20SMA）を導入し、その角度が上昇していれば上昇トレンド、下降していれば下降トレンドと判断すると良い
（この手法ではボリンジャーバンドのミドルを９に設定しているので（通常は20）、ミドルラインの角度で判断すると振り回されてしまうため）

・重要な経済指標発表の前後30分は手を出さない
　どこの情報でも同じですが、私はこちらのサイトが見やすくて気に入っています。
　https://lightfx.jp/market/indicators-calendar/

⬆︎　BUY

上昇トレンド中に、4本連続の陽線が発生し、その4本目のローソクの実体がボリンジャーバンドの中心線よりも上で確定したら、5本目の始まりで買い。

⬇︎　SELL

下降トレンド中に、4本連続の陰線が発生し、その4本目のローソクの実体がボリンジャーバンドの中心線よりも下で確定したら、5本目の始まりで売り。

※ローソクの実体・・・ヒゲを含まない、色塗りされたBOX部分。
※ボリンジャーバンドの中心線・・・3本あるバンド線のうち中央のミドルライン

my results

私のトレード検証結果

今回は時間指定があり、また条件が揃うタイミングも少ないことから、Trading Viewでのバックテストとなりました。

結果発表

検証トレード回数：50回
勝率：58％
最大連勝数：6回
最大連敗数：5回

う〜ん、ちょっと微妙な結果。
そしてなによりトレード頻度がとても少なくて、１分足といえど、条件全て揃うのは1日に10回あるか無いか・・・
なのでバックテストに要したデータはまるまる１週間分（１通貨ペア）となりました😅

それでも高勝率なら待つのも苦ではありませんが、検証中もそこまで優位性を感じないまま終わってしまいました。

overall evaluation

総評

星５段階評価での採点結果はこちら。

条件発生頻度	
エントリータイミングの明確性	
必要熟練度（難易度）	
検証時の勝率	

この手法は時間もニュースも意識してOTC以外のチャートで行うという、かなりFX寄りな手法。
PocketOption（ポケットオプション）の場合はOTC以外のチャートのペイアウト率はかなり低くなっているので（60~75%あたり）、勝率に加えて利益率もかなり下がってしまい、バイナリーオプションでやる旨みが無い様に感じました。

ぺこ

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本記事の内容は教育的・情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。
バイナリーオプション取引はリスクを伴い、投資資金を失う可能性があります。
取引は自己責任のもと、余裕資金で行ってください。

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